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  • 更新日: 2023年7月10日

折角苦労して立ち上げたDiscordコミュニテイも盛り上がらなくては何も意味がありません。今回は、Discordを用いたコミュニティ設計で追うべき数値についてご説明いたします。数値を正しく行動に活かすことで、コミュニテイを盛り上げることが可能です。雛形もございますので、是非利用してみてください。

上井登志之

web3事業本部 Discord運用マスター
Discordを用いたDAO組織の運用や、Discord運用ノウハウの発信活動を行っている。また個人では、都内国立大学獣医学科在学中に学生起業し、学生向け採用メディアや採用イベントの運営、学習塾の運営、WEB制作受託などを行う。

Discordコミュニティでよくある事例

上井

はい、どうもみなさん こんにちは。
ガイアックスのDiscordマネージャーを している上井と申します。
本日はDiscordは数字で管理せよ というところで、Discordのコミュニティを運営していく時に、必須になってくる取るべき数値を 解説していきたいと思います。
今回はDiscordは数値で管理せよというテーマでお話ししていきます。

上井

Discordコミュニティで よくある事態というところを、まずみなさんの課題の共通認識を揃えるために、話させていただきます。
数値ですね、BOTを使用していきますが、今回使用するBOT、使用方法 計測していくべき最低限、これは押さえておきましょう という数値について、お話していきたいと思います。
今回の数値計測ですが、ガイアックスが基本的にDAOコミュニティ特化型の Discordの運用となってますので、取る数値はかなりDAOに寄っておりますので、その点だけご了承いただけると幸いです。

上井

ではまずDiscordコミュニティで よくある事態、ということでお話ししていきます。
Discordを立ち上げた当初は、正直メンバーをどんどん入れて というところしかないと思いますが、その後、このチャンネルは結構発言が多い、でもよく見たら同じような人しか発言してない、これ、どのくらい盛り上がっているのかな、あとは、どこを改善していけば 良いのかわからないという風に、結局、分析ができないので 困ってしまう事例は、結構見受けられるかなと思います。
こういった場合通常の webサイトやgoogle analytics、SNSだとTwitterのanalyticsがあると思いますが、Discordも一応あります。
ただ、正直BOTを使用する方が良いと 私は考えております。
理由はBOTを紹介しながら お話ししていければと思います。

今回使用するBOT

上井

今回使用するBOTは comcomというBOTになります。
こちらの機能はコミュニティの アナリティクスに特化したBOTになりますが、そもそもBOTって何?と言う方は、別動画でBOTについて 解説しているものがございますので、そちらを是非ご覧いただければと思います。
このcomcomは チャンネル毎のリアクションの数や、メッセージ数などを週別、日別で 計測していくことが可能です。
かなり細かく見ることができます。
さらにcomcomは日本語です。
日本の会社が運営しているからですが、日本人が使うとかなり使いやすいです。
もっと有名なBOTで statbotというものがあります。
こちらも同じような機能があります。
ただ、個人的にはDiscordや コミュニティの運営初心者の方に関しては、comcomの方が 使いやすいのではないかと思っています。

上井

インターフェースは こんな感じになっております。
メンバーや新規の参加した人数 退会した数など出てきます。
こちらを見ていただくと、かなり細かく見れる というのが分かると思います。
これはトップの画面ですが、基本的にこのページしか あまり使わないかなと思います。

上井

使用方法というか 導入の方法について簡単にご共有します。
comcom、Discordとか調べていただけると、導入のサイトに飛べると思います。
こういった形になるので、この今すぐ計測を始めるという、こちらクリックしてみてください。

上井

そうするとDiscordで ログインが可能になると思います。
ご自身のDiscordでログインしてください。

上井

comcomを導入した後、Discordのコミュニティの サーバー設定の画面に移ってください。
こちらでcomcomの権限を一番上に しておく事をお勧めしております。
通常は基本的に数値は取れるかとは 思いますが、ミーシックスでも触れさせて頂いたとおり、BOTの権限というのは、基本的に上の方に設定しておくと、例えば、特定のチャンネルに入れなかったり、あとは特定の人だけが数値から漏れたり、そういうことを防ぐことができますので、上の方に設定しておく事をお勧めしております。

使用方法

上井

では、ここからは使用方法について、ご説明していきます。
まず、表示期間を選べるようになります。
例えば、1週間に1回とかで 計測していくのであれば、こちらの日時を1週間前から、本日というところまで動かして 日でやっていくと、毎日、日ごとにどのくらいの人が参加して、どのくらいの人がメッセージを 送っているのかが見られるようになります。
もっと大まかに週毎で 何人だったかというのが知りたい、こういう方もいらっしゃると思います。
その場合はこの週を選んでいただいて、期間を設定していただくと、その週の全体のメッセージ人数 リアクション人数が分かるようになります。
注意点が、週にすると、comcomの場合は月曜日ごとの 合計の人数となりますので、前回の月曜日から日曜日までという形です。
ですので、ここだけ注意して頂いて、毎週、計測を月曜日に行うとか、そういうオペレーションにしていただくと 良いのではないかと思います。

計測する数値

上井

特に 重要になってくる数値というところを、ここからご紹介していければと思います。
先程のダッシュボードの真ん中の列、アクション人数、メッセージ人数 リアクション人数、こちらが主に僕がよく見ている数値になります。
例えば、リアクション人数というのは、何らかのメッセージがあった時に、それに対してリアクションを行った人です。
返信やリアクションの絵文字を 押下した人になります、メッセージの人数、これは自発的に自分から メッセージを送った人です。
例えば、◯◯さんおはようございます と送ってきたり、あとは、みなさん こういうイベントありますよと送ったり、その人数です。
気をつけていただきたいのが、先程の日毎にする時と週毎にする時で、日毎の人数を足していってしまうと、毎日リセットされていくので、例えば、僕が毎日メッセージを送ったとした時に、それも全部数えてしまうと、週では1人ですが 7日間分カウントされてしまうので、ここだけ注意していただければと思います。
正確に週毎で週の中で何人が関わったか というのを知りたい、という場合は、こちら週に設定していただく。
で、月度で測りたい時は、ここは月にしていただくと 良いのではないかと思います。

上井

更に計測する数値というところで 説明を進めていきたいと思います。
こちらは実際に僕が使用させて頂いている テンプレートになりますが、結構、簡単な作りになっております。
最終的に自分が重視しているのは、このリアクション率とメッセージ率です。
リアクションした人が全体のうち 何%なのかというところと、メッセージを自発的に送った人が 全体における何%なのか、ここの2点がコミュニティ運営に関しては 重要になってくると思います。
エンゲージメントの数値です。
あとは、これまた別で 話それるかもしれませんが、こちらに書いてある自己紹介した人 イベント参加者、これもメモしておく事をお勧めしてます。
例えば、毎週AMA開催したりする方は、イベントに参加した方 AMAに参加した方をメモしておいたり、自己紹介をチャンネル欄にしてくれた方は、ここにメモしといたりとかすると、後々かなりこの方達というのは、基本的にエンゲージメントが高いユーザ である可能性が高いので、彼ら彼女らにメンションして、こういったイベントありますよ と送ってもらうと、かなり反応が良かったり、そういった形で巻き込む時に かなり有効になってきますので、こちらは是非参考にしてみてください。

上井

こちら、実際には私が使用している、エクサイトメント数値というものの表になります。
DAO組織の場合は先程の自発アクション率と、リアクション率に加えて投票率というのも、かなり重要になってくると思います。
スナップショットで投票が行われた時の 投票してくれた方の人数です。
これも数値を計測していただいて 月度で下記3項目をまとめて、合計がどのくらいになるのかというのを、計測していただくと 良いのではないかなと思います。
基本的に最初はやっぱり メンバーの数自体が少ないので、エクサイトメント数値は高くなりがちです。
ただ、しっかりコミニティが 醸成されていった時に、エンゲージメントが 下がらないようにしていくために、こちらのエクサイトメント数値を 測っていただいて、適宜、施策の策定と実行を回していくという形が 良いのではないかと思います。

注意点

上井

注意点としてですが、先程は全く触れていないですが、先程のcomcomですね、こういった形で見ていただくと 分かりますが別のタブです。
色々見ていただけると分かると思いますが、一番誰がリアクションしているかという、ベスト5がでたりとか、あとはこういった形で チャンネルの散布図という感じですが、どこのチャンネルが一番盛り上がっているのか、どこのチャンネルかメッセージ数が多いのか、表で出たりしております。
あとは、これも面白いと思いましたが、ここに書いてないですが、どのURLから入室した人が 多いのかというのもデータで出せます。
ですので、結構マーケティングとか好きな方は、心躍る機能が満載なので、注意点というか、こちらも是非見ていただいて、使えそうな機能があれば、是非そちらの数値も 取っていくと良いと思います。

まとめ

上井

はい、ということで、今回はDiscordのコミュニティで、取るべき数値というテーマで お話していきました。
標準機能のDiscordのアナリティクスではなくて、comcomというBOTを用いた方法を 紹介させていただきましたが、最初にコミュニティを運営していて 初心者の方にとっては、かなり使いやすい機能が 盛り沢山のcomcomなので、是非、使用していただければと思っております。
あとは最後に説明させていただいた、エクサイトメント数値も DAOコミュニティというところでいうと、かなり取るべき数値としては3つ、非常に重要なものが 集まっていると思いますので、是非、3つくらいは取っていくと 良いのではないかと思っています。
このチャンネルではDiscordを用いた DAO組織の運営方法や、Discordのおすすめの使い方というテーマで お話ししております。
チャンネル登録、高評価 是非、よろしくお願いいたします。

上井

また、Discordを 今から作るという方向けに、Discordのテンプレートを プレゼントしております。
概要欄からフォームに ご回答いただいた方に、こちらのテンプレートを 差し上げておりますので、もしよろしければ こちらもゲットしてみてください。

上井

最後です、企業でそろそろ DAOコミュニティ作ってみようかという方、ちょっと新規事業へDAOコミュニティの 立ち上げを予定していますという方向けに、Discordのコンサルティングを ガイアックスが行っております。
DAOのコンサルティングを 含めてという形ではありますが、こちらも詳細ページは 以下のリンクからご覧いただけるので、ご興味ある方いらっしゃいましたら、是非こちらも確認してみてください。
では、本日はありがとうございました。

ガイアックスDiscordコンサルティングサービスについて

高校在学中よりフィリピンの現地NPOとスタディーツアーの企画販売から現地添乗員を担う。大学在学時より株式会社ガイアックスにて訪日旅行者向けツアーガイドのプラットフォームの運営やイベントショー事業の責任者を担う。2022年よりクリプトに将来性を感じ、web3特化シェアオフィス「CryptoBase」をオープン。ReFi事業を立ち上げ中。

DAODiscordgaiaxWeb3コミュニティ

ブロックチェーンを学び、新しいことをサービスを作りたい人が集まるコミュニティーを運営しています。
・これから実現したいサービスやプロダクトにブロックチェーンを使いたい
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