Skip to content
  • 更新日: 2023年7月6日

今回は、DiscordのプライベートチャンネルをNFT保有者のみに公開する方法をご説明します。NFTやweb3の領域でコミュニテイを立ち上げた方はこの設定を導入したい方も多いのではないでしょうか。実は一つのBOTを使用することで簡単に設定することが可能です。

上井登志之

web3事業本部 Discord運用マスター
Discordを用いたDAO組織の運用や、Discord運用ノウハウの発信活動を行っている。また個人では、都内国立大学獣医学科在学中に学生起業し、学生向け採用メディアや採用イベントの運営、学習塾の運営、WEB制作受託などを行う。

今回実装したい仕様の説明

上井

どうもみなさんこんにちは。
ガイアックスのDAO事業本部で、Discordの運用を手がけている 上井と申します。
今回はNFTの保有者限定の、チャンネルを作ろうということで、設定の方法をお伝えできれば と思っています。

上井

今回の目次です。
今回はDAOのコミュニティで、独自のトークンを発行する方にとっては、とても有益な情報になるのでは ないかと思っております。
そういった方にとって、コミュニティ内で使えるトークンを、持っている方限定の チャンネルを作りたいのですが、手動でいちいち ロールを付与していくのは、とても大変だと感じて いらっしゃる方は多いと思います。
ここ、BOTを活用することで、ユーザーが勝手にウォレット連携をして、ロール付与まで至れるというような 設定をできますので、こちら、BOTの事例とかも交えて、紹介していければと思ってます。

上井

今回実装したい 仕様の説明です。
図で表すとこのような形になりますが、雑談チャンネルや おしらせチャンネルという、承認されている方だったら誰でも、見られるようなチャンネルがある中で、このニコニコしている男性、この方をNFT購入者とした時に、こういったNFTを購入している方だけが、見れるようなチャンネルを 作っていきたいという形です。
こういった仕様を 今回は実装していきたいと思っています。

Collab.Land(BOT)の説明

上井

続いて今回 使用するBOTの説明です。
BOTについては お勧めのBOTをまとめた動画も、別で配信しているので、そちらも見ていただければと思いますが、今回使用するBOTは Collab.LandというBOTです。
どのようなBOTかというと、特定のNFTを自分で保有している ということを証明して、特定のあらかじめ作ったロールを、付与するのを 自動化するようなBOTです。
DAOのコミュニティでも トークンを発行して、その保有者が その方だけがチャンネルを作りたい。
まさに今回みたいなことを しようと思っている時は、すごく重宝するのでは ないかと思います。

上井

実際に画面を見てみると このような形になりますが、入ってきて、今Collab.Land-joinという、チャンネルになっていますが、Collab.Land-joinのチャンネルの このconnect walletを押すことで、自分でロールを付与するというのが、ユーザーの誰でもできるようになります。

Collab.Landの設定方法を解説します

上井

ここからは実際に、初期の設定方法について お話できればと思います。
まず、Collab.Landで調べると 出てくると思いますが、こちらのCollab.Landを インストールしましょう。
まず最初にこんな画面になると思います。
こちらの「はい」を押していただいて、で、これをサーバに追加、自分のサーバーを選んでいただいて、この「はい」を押してください。

上井

そして、その後にご自身の、Discordのサーバに戻っていただいて、ロールを新しく作りましょう。
こちらのロールがまだない方は、NFTフォルダという ロールを作っていただいて、こちらは出来るだけ上の方に、置いておいてください。
他の動画でこちらのロールについても 詳しく説明しているので、観ていない方はまず そちらを観て頂いてから、こちらの動画を観ていただいた方が 良いと思いますが、これは上に行くほど権限が強くなります。
ですので、NFTホルダーの方、少なくてもこの承認済みという方たち よりは上になる。
承認済みは一番 一般的なユーザーになるので、ここよりは上の方に 設定しておくようにしてください。

上井

続いて、肝心のチャンネルです。
NTFのホルダーの方だけが 見られるチャンネルを、作ろうと思っていらっしゃると 思いますが、チャンネルを作成を押していただいて、プライベートチャンネルにしてください。
誰がチャンネルにアクセスできるか というところで、ロールを追加できますが、ここにNFTホルダーを 追加するという形です。
この上2つは他のBOTなので 気にしないでください。
NFTホルダーの方だけを追加して、終了でOKです。

上井

では実際に次のステップに 移っていきたいと思いますが、Collab.Landの設定画面に、BOTから入れると思いますが、具体的にはちょっとごめんなさい、ここは説明省いてますが

上井

メンバーの中に Collab.Landを入れると、メンバーの中に右の方です、出てくると思いますが、そちらからCollab.Landを 押していただくと、URLがいくつかあると思いますが、一番上に設定画面に 遷移出来るURLがあるので、そちらを押していただくと

上井

この画面に至ります。
ご自身のサーバになっていることを 確認していただいて、こちらから今 もう1個作っちゃっていますが、セレクトロールというのを押してください。

上井

セレクトロールから、先ほど作ったNFTフォルダを 選んでいただきます。
そこから実際にどのトークンを 持っていたら入れるか、というのを選んでいきますが、こちらちょっと迷われる方多いと思うので、ちょっと1個ずつ 色分けで表示してます。
この4つでトークンを指定します。
このトークンのアドレスとかは、Openseaとかで確認できると思います。
この辺りは トークンを発行された方だったら、恐らくもう確認しているのかな と思いますが、一応解説するとOpenseaという、トークンを販売するサービスが ありますが、そちらのご自身のトークンにいっていただいて、詳細というボタンを 押していただくと、NFTの情報が見られるようになると思います。
で、こちらのCollab.Landの上から順に、
チェーンタイプ。(赤い枠)、ここは赤なので一番下 チェーンのところ、ここはPolygonを選んでください。
次にトークンタイプです。(緑の枠)、ここはこの緑の部分です。
Token Standardと書いてありますが、ここを選ぶようにしてください。
アドレスです。(オレンジの枠) こちらはここです。
Contract addressになります。
こちら多分押していただくと、勝手にコピーできると思うので、コピーしていただいて こちらに貼り付けます。
最後はToken IDです。(青い枠)、Contract addressの一つ下にあるかと思います。
こちらもコピーしてペーストです。

上井

次にここはちょっと 迷われる方いると思うので、一応解説しておくと、Min amountとMax amountです。
で、Min amountは承認する 最初のNFTの保有数になります。
Maxは最大のNFT保有数です。
ミニマムはみなさん分かるかと思いますが、マックスはなぜあるの? というところでいうと、ここです。
例えばNFTをいっぱい持っている人と、中くらい持っている人と、ちょっとだけ持っている人で、ロールを分けたいという方も 中にはいらっしゃるので、その方たち用です。
通常はここはあまりないと思うので、Min amountは1で、最大の保有数は特に設けないのであれば、マイナス1で大丈夫です。
僕の場合は5個にしていますが、1と5という形で分けてください。
例えば6以上10以下、11以上15以下 みたいな形で分けることもできます。

上井

では、実際にこちらの設定は これで完了できたと思うので、そうすると先ほどのように

上井

このチャンネルが 自動で生成されるかと思います。
Colab.Land-joinです。
これを入ってきた承認済みの方が見られるようにしておいて、
そうするとこの画面に移ると思うので

上井

このConnect Wallet、ユーザー側を押して いただくようになります。
そうすると新しくリンクが生成されます。
そしてスライド右側の画面に遷移すると思うので、ユーザ側はMetaMaskとか あるいは他のサービスを使って、ウォレットと連携する形になります。
ウォレットと連携が完了すると ロールが付与されます。

上井

そうすると ロールが自動で付与されますので、例えば、今回は自分 でやってみましたが、このNFTホルダーが 自動で付与されます。
そうすると このNFTホルダー限定のチャンネル、先ほど作ったチャンネルに入れるようになる。
こういった仕様になっています。

設定に当たっての注意点

上井

最後に設定にあたっての 注意点をお伝えできればと思います。
で、これは設定に当たってというよりも、サーバ全体の設計で、ここは結構、問題になることが多い ということの説明になりますが、あるあるですが、雑談や投票とか一般のユーザーでも 何でもできる状態にしていると、NFTの購入者だけが入るチャンネルに、わざわざ入ろうと思うことが、なくなってしまうことが 結構あります。
ですので、NFT持っているけれど、これ、面倒臭いし いいや、みたいな形で、ウォレットを連携してくれない 可能性が結構あります。
ですので、ここのメリットを しっかり訴求していく。
あるいは大きいメリットを用意しておくように 考えておくと良いと思います。
具体的にはNFT連携している方だけが 見られるような情報とかを、インセンティブで設計しておくのは、重要になってくるのではないかと思います。
ここを失敗してしまうと、結局、手動で設定してしまっている事を 往々にして見受けられるので、ここのインセンティブ設計は 考えておいた上で、Collab.Landをオンに すると良いと思います。

まとめ

上井

最後、まとめです。
今回はDiscordで、特定のNFTを持っている方だけが 入れるチャンネル。
この設計について お伝えしていきました。
他にもこのチャンネルでは、Discordを用いた DAO組織の運営方法とか、お勧めの使い方について 解説していきます。
今までの動画を 観ていらっしゃらない方、是非、観ていただければ ということと、今後も動画を観たい方 是非、チャンネル登録ですね。
あとはこの動画が良かったという方は、高評価お願いできればと思います。

 

 
上井

また、ガイアックスではDAOコミュニティのDiscordのコンサルティングも行っております。
コミュニティの更なる拡大を図るためには、Discordの機能や拡張性を理解した上で、ユーザーの体験を最適化するよう実装する必要があります。この点を理解せずに始めると、コミュニティの熱量の低下を招くだけではなく、セキュリティトラブルなどの重大な問題に繋がりかねません。
しかし、こと新規事業においては、新たにDiscordの専門人材を育成することは難しい場合が多いでしょう。
ガイアックスは、DAOコミュニティにおけるDiscord運用を一手に引き受ける「Discord運用コンサルティング」を提供しています。
下に詳細ページのリンクを貼っていますので、気になる方は御覧ください。

ガイアックスDiscordコンサルティングサービスについて

高校在学中よりフィリピンの現地NPOとスタディーツアーの企画販売から現地添乗員を担う。大学在学時より株式会社ガイアックスにて訪日旅行者向けツアーガイドのプラットフォームの運営やイベントショー事業の責任者を担う。2022年よりクリプトに将来性を感じ、web3特化シェアオフィス「CryptoBase」をオープン。ReFi事業を立ち上げ中。

DAODiscordgaiaxNFTWeb3

ブロックチェーンを学び、新しいことをサービスを作りたい人が集まるコミュニティーを運営しています。
・これから実現したいサービスやプロダクトにブロックチェーンを使いたい
・ブロックチェーンが自分の課題を解決する糸口としたい
・ブロックチェーンの技術を学んでプロダクト開発をしたい

興味のある方は詳細をご覧ください!

Back To Top
Search