今回は、DiscordのBOTの活用方法についてご説明いたします。拡張性の高さはDiscordの大きな魅力ですよね。今回は僕おすすめのBOTと使い方をまとめてみました。あなたのDiscordの機能に応じて導入してみてください。
スピーカー:上井登志之
web3事業本部 Discord運用マスター
Discordを用いたDAO組織の運用や、Discord運用ノウハウの発信活動を行っている。また個人では、都内国立大学獣医学科在学中に学生起業し、学生向け採用メディアや採用イベントの運営、学習塾の運営、WEB制作受託などを行う。
DiscordのBOTとは?
こんにちは ガイアックスのDAO事業部にて、Discordの運用などを 手がけている上井と申します。
今回は前回の動画で 出てきたMee6の他に、おすすめのBOTについて ご説明していきたいと思います。
今回ご紹介するのは この五つのBOTになります。
Discordに参加したことがある方は、この中にいくつか目にしたことがあるBOTも あるとは思いますが、DiscordはうまくBOTを 活用することで、こんなことができたのか という設定を加えられるようになります。
拡張性の高さというのはDiscordの 大きな魅力の一つでありますので、是非、あなたが運営している Discordにも組み込んで、さらにコミュニティ運営に磨きを かけていただければと思っています。
まず、Discordにおける BOTとは何なのか?という部分を、ご説明していきたいと思います。
DiscordにおけるBOTとは、特定の機能を自動化するためのロボット ということができます。
例えばボイスチャットを みんなでしている時に、背景にBGMを流すような そんなBOTもあったりします。
本日は特にDAOコミュニティの 運営している方だったり、販促の目的で Discordを使用している方向けに、これはお勧めできるBOTを ご紹介していきたいと思います。
僕自身がガイアックスで 多くのDAOコミュニティとか、Discordというのを運用してきて、これは非常に便利だと思ったものを ご紹介していきますので、かなり主観が入っていると思います。
ですので、これも入れて欲しい というものがあれば、是非、動画にコメント していただければ嬉しいです。
各BOTの具体的な設定方法だったりは、別途動画で解説していく予定なので、是非、このタイミングでチャンネル登録、または高評価を忘れないうちに よろしくお願いいたします。
Mee6
早速ご説明していきたいと思います。
まず一つ目はMee6になります。
前回の規約同意ユーザーの設定の動画 でも出てきたと思いますが、こちらのMee6は ほぼインフラといって良いかと思います。
ほとんどのサーバにMee6が 入っているかと思いますが、導入しない場合の方が 少ないかなと思います。
理由はいろんな機能があるからという、この1点に尽きるかなと 思っておりまして、例えば、サーバのマネジメントという部分では、ユーザーが新しく入ってきた時に、コメント、大体初期だとDiscordから 自動でメッセージが送られますが、そのメッセージを変えたり、あとは、二つ目、レベルです。
これはコミュニケーション量が 増えたユーザーを、レベルが上がりましたという風に Mee6から通知が来たり、そういった設定を組んだり。
あとは一つとても重要なものでいうと、リアクションロールの設定です。
これは特典のスタンプを押した ユーザーに対して、特定のロールを付与するという機能を 付けることができます。
これ、とても使えます。
これ前回の動画でご説明したものの復習になりますが、具体的に見てみると、最初にサーバに入室した時に、このように認証チャンネルだけが 見られる状態になっていて、認証チャンネルにはこんな形でMee6から、利用規約がバーと書かれていて、ボタンを押下して認証してください。
確認したと同意してください と書いてある。
で、このボタンを押しますと、自分にこのような形で、自動で認証済みロールが付与されます。
そうすると別のチャンネルを 見られるようになる。
こういったかっこいい設計が できるようになります。
大体のサーバでは、Mee6はこの用途で使っているところが、僕の主観ですが 多いのではないかと思っています。
設定方法は前の動画でご説明しているので、是非、そちらもご覧いただければ 良いかなと思っております。
次に二つ目のおすすめのBOTの説明 に移りたいと思います。
comcom
二つ目はcomcomです。
これ、最近出てきたBOTですが、最近僕も使い始めましたが、めちゃくちゃ良かったです。
機能ですがコミュニティの アナリティクスができるようになる。
DIscordを運用されている方は、運用担当者の方とか いらっしゃると思いますが、結構、数字を取るのが難しいと思います。
例えばtwitterとかインスタグラムだと、アナリティクス機能が そもそもアプリにあると思うので、そこを開くことで、例えば、新しくフォローは何人増えました、このぐらいPVがありましたと 見られると思いますが、DIscordは基本的にあまり 使いにくいというか、ほとんどないに等しいと思います。
で、これをこのcomcomを入れることで、かなり詳しく見ることができます。
特におすすめの使い方でいうと やっぱり販売促進、リードを獲得しようという目的で Discordを運用されている方は、これ本当に重宝するはずです。
で、ちょっと僕はまだ使ってないんですが、Statbotという、読み方も これで合っているかわからないですが、このBOTでも 同じような機能があるようなので、どちらでもいいですが 使っていただくと良いかなと思います。
comcomの良さというと やっぱり日本語なんですよね。
日本の会社が作っているので 日本語で利用することができます。
具体的にちょっと見てみましょう。
こんな画面が広がっています。
で、サマリーという部分では、日、週、月の これも非常に良いのですが、日毎に例えば、この日は 新規でこのぐらい入りましたとか、あとは、アトラクション、メッセージ リアクションという三つに分けて、チャンネルの盛り上がりを 見ることができます。
リアクションというのは、何かメッセージが送られた時に スタンプを押したり、それを編集したりとかの数ですね。
これを日当たり、週当たりで 何人やったかっていうところ。
あとはこのメッセージの人数 という部分で、メッセージを発信した人が この日は何人でした。
で、それが誰だったかというところを 見ることができます。
他にもいろんな機能があるので、是非、こちら運用担当者の方 いらっしゃったら、導入していただけると とても使えるのではないかと思います。
collabland
次に三つめのお勧めの BOTでご説明していきます。
三つ目はcollablandです。
こちらは特にDAOコミュニティを 運営されている方は、独自トークンを自分のコミュニティで 発行している場合があると思います。
で、手動でその保有者を ロール付与している方、結構、僕が見ている中だと 多いのではないかと思いますが、その保有者の方に自動でロールを 付与することができるようになります。
簡単にいうと自分のウォレットと、Discordをcollablandを 通して連携することで、自分がこの特定のNFT持ってますよ と証明が出来る。
それによってロールが自動で 付与される設定ができます。
ですので、保有者の方だけが見られる チャンネルを作りたいという時とかは、すごく重宝出来るBOTになるのではないかと 個人的には思っております。
具体的に画面でいうと こんな感じになります。
collabland-joinという チャンネルを開くと、こんな形でconnect Wallet というボタンがあるので、これを開くことで、自分のWalletとDiscordを 連携することができる。
こんな形ですね。
こちらに関しても設定方法は 別動画で解説していく予定なので、是非、今のうちにチャンネル登録 お願いできればと思います。
次に4つ目のおすすめのBOTを ご説明していきたいと思います。
Dework
4つ目はDeworkです。
こちらも同じように DAOコミュニティ運営をしている方は、とても使えるBOTになるかと思います。
こちらはDAOコミュニティで タスクを全体に振り分けるという事、行われることがあると思いますが、DAOコミュニティのタスクを完了した際に、トークンで報酬を自動で支払う ということができるようになります。
で、皆さんTrelloとかを社内で 使っている方いると思いますが、Discord版web3版のTrelloという形で、考えていただくと 良いのではないかと思います。
タスクに報酬を設定して、自動で報酬を支払う ということができるので、やっぱりオープンに このタスクを振り分ける、オープンに呼びかけることが できるのというのが、大きな魅力の一つ なのではないかと思います。
具体的な 画面でいうとこんな形になります。
これは渋谷にオフィスがありますが、CryptoBaseという web3に興味がある方を対象にした、シェアオフィスのDiscordに なっていますが、このような形でDeworkを用いて タスクを振り分けています。
こちらの設定方法に関しては、別動画で解説予定に なっておりますので、是非、こちらもチェックしてみてください。
以上五つのBOTですが、その他にこちらもおすすめですよ というところを、
その他おすすめBOT
最後に ご説明しておきたいと思います。
この三つになります。
ちょっと読み方が難しいので 合っているかわからないですが、Auttajaですかね、こちらはセキュリティ管理に 使用するBOTになります。
Discordの魅力の一つに、外部から新しいユーザーを、どんどん招待していける というのがあると思いますが、やっぱりセキュリティ管理に不安 という事業者さん多いと思います。
そういった方がこちらを利用されると 良いのではないかと思います。
で、もう一つTstudyです。
こちらは簡単なタスク管理が できるという部分で、先ほどのDeworkを 使うまでではないですが、タスク管理をDiscordを用いて やっていきたいという方、いらっしゃると思います。
あとは、仲間内で 勉強コミュニティを作りたい場合は、こちらよく利用されていますが、何分作業したかというところで ポイントが付与される、みたいな仕組みを作ることができます。
で、三つ目です。
こちらtip.ccですが、こちらはウォレットを 持っていない人に対しても、仮想通貨を送信することができるような BOTになっています。
で、よくあるこれ以上でないと 利用できないですという、最低料金とかなくて、あとは手数料も発生しないので、こちらも利用されていらっしゃる 事業者さん見受けられます。
これら三つのお勧めのBOT になっていますので、是非、こちらを利用してみると 良いのではないかと思います。
まとめ
今回はDiscordのBOTの 活用のまとめについてお伝えしました。
こんな形でこのチャンネルでは、Discordを用いたDAO組織の運用方法や、Discordのおすすめの使い方を 解説していきます。
今後の動画を見たい方は 是非、チャンネル登録または高評価、この動画良かったなという方は お願いできればと思います。
また、ガイアックスではDAOコミュニティのDiscordのコンサルティングも行っております。
コミュニティの更なる拡大を図るためには、Discordの機能や拡張性を理解した上で、ユーザーの体験を最適化するよう実装する必要があります。この点を理解せずに始めると、コミュニティの熱量の低下を招くだけではなく、セキュリティトラブルなどの重大な問題に繋がりかねません。
しかし、こと新規事業においては、新たにDiscordの専門人材を育成することは難しい場合が多いでしょう。
ガイアックスは、DAOコミュニティにおけるDiscord運用を一手に引き受ける「Discord運用コンサルティング」を提供しています。
下に詳細ページのリンクを貼っていますので、気になる方は御覧ください。